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24歳女性フラワーデザイナーの彼女欲しい体験

花を扱うかのように女性を扱いたいと思っている。
人は花を扱うとき、どのようにするのだろうか。
きっと壊れやすいものに触れるかのように
そっと触ると思う。

優しく、丁寧に扱う。

花を欲しいと思い、部屋に飾る時に
必要なものはお金ではない。
精神的な余裕だ。

私はバイセクシャルだけど、もう何年も
男に興味が行かない。
もっぱら興味の対象は女だ。
彼女が好きだ。
しかし私が『彼女 欲しい』と思っても
向こうにその気はない。

これは一方的な片思いだ。

きっと彼女は私がそういう性的な目で自分を
見つめていることを知らないのだろう。
知らなくていい。

きっと知られてしまったら、
取り返しがつかないことになる。

人はある欲望が満たされないと他の別の何かで
代用しようとする。

私は彼女へのこの実ることのない恋心を
仕事に昇華している。
彼女を触れない寂しさを花で埋める。
花を触るとき、彼女を想っている。

恋をしてから、私の作品は褒められることが多くなってきた。
客からの評判も良い。
部下である彼女は、そんな私に対して
純粋に尊敬の眼差しと言葉をくれる。

無垢なその瞳にいつも心が
焦がれそうになる。

他の女性を好きになって付き合ったほうが
良いかもしれないと思うようになってきた。

こんなにムダで生産性のない、
誰もが幸せになることのない恋愛なんて
やめちゃったほうが良いかもしれない。

仮にもし、奇跡的に
彼女と付き合えたとしても
幸せにしてあげられる自信がない。

こんなことを思っている時点でなんて
情けないのだろうか。

そう思ってしまう。